園について

園名の由来

標高2000mもの高山に咲くコマクサの花。
このコマクサの花のように子ども達が強く、
たくましく育ってほしいという願いからコマクサ幼稚園という名前にしました。

コマクサの保育で大事に考えていることは、「生きる力を育てる」ことです。
私たちの考える「生きる力」とは、人として生きていくための能力です。
それは、コミュニケーションを上手にとることや、道具を上手に扱えるようにするための
「技術」だけでなく、「生きようとする意志」も含んでいます。

生きていればいろいろなことがあります。
とくに、失意の時に生きようとするには難しいこともあります。
そうした困難をかわすにしろ、乗り越えるにしろ、
とにかく生きていこうとすることを「生きる力」と考えています。

コマクサの保育ではこのような「生きる力」を持てる人間になるための「根」を、
皆様と共に育んでいきたいと願っております。

コマクサ幼稚園園長
藤野由実

発達のめざましい幼児期。
あそびをはじめ様々な体験を通して学ぶ、無理のないカリキュラムを考えています。

遊びたくなるような環境づくりを欠かさず、子どもたちに保育者が遊びを伝え、どの子にも遊ぶ楽しさをわかってほしいと考えています。

毎日の生活の中で鬼ごっこや追いかけっこ、リレーなど身体をたくさん使う遊びを行い、園外への散歩など歩くことによって足腰を鍛えていきます。

自然とのふれあいや体験を通して、子どもたちに自然の中での生活を学ぶことを大切にしています。

各クラスにクラス文庫を作り、保育の中で読み聞かせのほかに家庭への貸し出しを行なっています。一冊一冊の積み重ねが、子どもの本への関心のきっかけになると思っています。

自己中心性の強い幼児期の子どもたち。遊び、トラブルを通じて少しずつ友だちとのかかわり方が分かり、グループ活動の中でより相手の事がわかりはじめていきます。昨今、きょうだいが減ってきている中で異年齢とのかかわり方も学んでいきます。

敷地	2500㎡
農園	1500㎡